ここでは、iPhoneを初期化(リセット)する方法 を紹介したいと思います。
iPhoneから新しい端末に機種変更する場合やMNPで乗り換える場合、今まで使用していた端末を下取りに出す事があります。
この時データを初期化しておかないと個人情報が流出する恐れがあります、確実に初期化を行っておきましょう。
リセット自体はものの5分で終わる作業ですが、手順としては下記のとおりです。
目次
iPhoneの初期化とは
iPhoneの初期化とは、iPhoneを工場出荷時の状態に戻すことです。ただし、アップデートされたiOSは元には戻らなく、最新バージョンのiOSがインストールされます。
それまで使用していた連絡先や写真・動画・アプリなどの個人情報は全て消去されて真っ新の状態になります。
当然、全てのデータが失われると困ってしまうので、必要なデータをバックアップしておく事をお勧めします。
iPhoneをバックアップする
iPhoneをバックアップする方法は2つあり、クラウド上にバックアップできるiCloudと、iTunesを使ってパソコン上にバックアップする方法があります。
iCloudを使ったバックアップ方法
1つ目の方法はiCloudを使ったバックアップ方法です。iCloudを使うとクラウド上に5GBまでバックアップ可能です。
「設定」⇒「自分のアカウント名」⇒「iCloud」⇒「iCloudバックアップ」と進み「iCloudバックアップ」をONにします。
続いて「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップが開始されます。
iPhoneで使用しているデータ量を確認するには、「設定」⇒「一般」⇒「iPhoneストレージ」と進むとスマホの使用データ量や空き容量が分かります。
iTunesを使ったバックアップ方法
iTunesを使う場合はパソコン上に保存する事になります。バックアップするデータが5GB以上ある場合はiTunesでバックアップを行うと良いですね。
iPhoneとパソコンをケーブルで繋いでパソコン側でiTunesを起動させて、をクリックして「今すぐバックアップ」を選択します。
iTunes上にAppleマークが表示されたらバックアップは完了です。
バックアップの他にする事は?
iPhoneでバックアップを行う以外にもすべき事があります。
- Apple Watchのペアリングを解除
- iCloudからのサインアウト
Apple Watchのペアリングを解除
Apple Watchを利用している場合は、iPhoneとApple Watchの連携を解除しておく必要があります。

iCloudからのサインアウト
参考:https://support.apple.com/ja-jp/HT208242
iPhoneの初期化方法
では早速、iPhoneの初期化を行いましょう。最初に「設定」⇒「一般」⇒「リセット」と進みます。
『すべてのコンテンツと設定を消去』をタップします。
iPhoneにパスコードを設定していた場合は、パスコードの入力を求めらるので入力します。
続いて「iPhoneを消去」という項目が2連発表れるのでタップしましょう。
ちなみに、2回目の「iPhoneを消去」を選択する時に「iPhoneを探す」をONにしていると、Apple IDのパスワード入力を求められます。
まとめ
iPhoneの初期化は5分もあれは完了すると思いますが、注意点が一つあります。
他社にMNPで乗り換える場合は、初期化する前になるべくMNP予約番号を取っておいた方が良いです。
MNPとは電話番号はそのままで他の携帯会社に乗り換えられる制度。乗り換える場合には転入元の予約番号が必要になる。
転入元の携帯会社に電話でMNP予約番号を申し込むと、SMSで送られてきます。
相手にメールアドレスが無くても電話番号だけで70文字前後のメッセージが送信できるのサービス。
iPhoneを初期化してしまうと、端末の初期設定を行う必要があります。端末はすでに初期化してしまっているので今更設定したくないですね。
ワタシの場合は『スマホを初期化してしまったので、電話で教えてください。』と言い、その場で教えてもらいました。
MNPで乗り換えを行う場合は、端末をリセットする前にMNP予約番号を取得しておきましょう。当然のことですが、iPhoneを初期化する前にはデータのバックアップを取っておく必要があります。