ロックミシンの針板修理【ベビーロック エクシムロックES4D】

ロックミシンの針板修理【babylock エクシムロックES4D】

先日フラットカーテンを製作しました、いわゆるヒダ無しカーテンです。ヒダが無い分だけ手軽に作成できます。

フラットカーテンの作り方【ヒダなしカーテンを素人が手作り】フラットカーテンの作り方【ヒダなしカーテンを素人が手作り】
見栄えは悪いですけど(笑)。

飼いヌコ

その制作途中でカーテン同士を剥ぎ合わせる時にロックミシンを使用しました。

剥ぎ合わせ自体は成功したのですが生地の端を処理した時にガツンと生地が針に引っかかってしまいました。

それ以降は何度縫い直しても上手く縫えなくなりました、どうやらロックミシンが故障してしまったみたいです。

やっちまったな。

飼いヌコ

ワタシはロックミシン自体が初心者なので何処がどうなっているのか分からずに苦労しましたが、ようやく解決方法が分かったので書き記しておきます。

エクシムロックES4Dが突然不調に・・・

エクシムロックES4Dが突然不調に・・・

ロックミシンといえば十何万円もする高級品がありますが、ワタシが購入したのは、そんなに高級なロックミシンではありません。

2023年現在では販売されていません。

飼いヌコ

最初はどこが悪いのか全く分からない状態だったので、エクシムロックES4Dの製造会社のベビーロックのサポートへ問い合わせてみる事にしました。

ベビーロックサポートへ問い合わせ

すると翌日、丁寧にも担当の人が電話をかけて来てくれました。

ほう、早いですね。

飼いヌコ

事情を説明すると故障個所の画像をメールで送ってくださいとの事でした、そこでロックミシンの現在の状態と生地を縫った後の状態の画像をメールに添付してbabylock宛に送りました。

ベビーロックに送ったメールの内容

ベビーロックに送ったメールの内容

ベビーロックに送った画像付きメールの内容を説明して行きますが、まずは現在のエクシムロックES4Dの状態です。

現在のエクシムロックES4Dの状態
現在のエクシムロックES4Dの状態
現在のエクシムロックES4Dの状態

次に、糸通しを終えた後の状態です。

糸通しを終えた後のエクシムロックES4Dの状態

糸通しは問題ないですね。

飼いヌコ

はずみ車を手前に2.3回まわした状態です。

はずみ車を手前に2.3回まわした状態

電源を入れてコントローラーを踏んだ所ですが、この時点で針板の先の三角形の様な器具に糸が巻きついています。

電源を入れてコントローラーを踏んだ所

どんどん上に重なっていきました。

どんどん上に重なっていく

これはヤバい!

飼いヌコ

これでは糸が絡まるので左の糸を強引に引っ張って空環を引きずり出します。

糸が絡まるので左の糸を強引に引っ張って空環を引きずり出す

普通は勝手に空環が出て来るんですが…。

飼いヌコ

試し縫いをしてみると何だかグチャグチャでブサイクな出来に…。

試し縫い

結局は三角形の付近で糸が絡まって縫えなくなってしまいます。

三角形の付近で糸が絡まって縫えなくなる

ジ・エンド(笑笑)。

飼いヌコ

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ロックミシンの故障個所が判明

ロックミシンの故障個所が判明

ネットで針板の画像を検索して調べてみましたが、どうやら右のツメが下向いているのが気になりました。

他のロックミシンでは左右のツメは真っ直ぐになっているのですが、ワタシのミシンだけが下向いています(笑)。

ロックミシンの故障個所が判明 右のツメが下向いている

!?

飼いヌコ

そうこうしている内にbabylockに送ったメールの返信が届きました。

お世話になります。

ご連絡ありがとうございます。

写真拝見しました、原因は三角の出入りするパーツの左にある針板のツメと思われます。細長い棒状のパーツが下を向いてるのが分かりますでしょうか?それを隣の同じような形の物と平行に直せば取りあえずは直ると思います。
もうひとつ気になるのはその棒状のパーツに針でついたと思われるキズが見受けられます。場合によってはこのキズにも糸が引っ掛かり後ろに抜けなくなる原因になります。出来れば細かい紙ヤスリなどを使い取り除いた方が良いでしょう。

もしご自分でされるのであれば電源を切った状態でと曲げ方で折れる可能性もありますのでご注意して作業してください。

やはり針板の右ツメが下に下がった事が原因で糸が絡まりついた訳ですね。

そうと分かれば修理するしかないですね。

飼いヌコ

ロックミシンの針板を自分で修理してみる

ロックミシンの針板を自分で修理してみる

果たして自分で修理が出来るのか疑問に思いましたが、とりあえずチャレンジしてみる事に。

まずはロックミシンの針板を外します、こんな物は簡単には外せないと思っていましたが付属のマイナスドライバーを使うと簡単にネジが外れました。

針板を外す

ここの右ツメの曲がった所を元通りに直して行きます。

右ツメの曲がった所を元通りに直して行く

ペンチを大小用意しました。

ペンチを大小用意

細い方のペンチでゆっくり慎重に曲げていくと、左ツメと平行になりました。

細い方のペンチでゆっくり慎重に曲げていく

細い方のペンチでゆっくり慎重に曲げていく

ただツメの傷は紙ヤスリで削っても無理でした、仕方がないです。

真っ直ぐなっただけでもマシですね。

飼いヌコ

試しにミシンを動かしてみると自然に空環が出て来るようになりました。

試しにミシンを動かしてみると自然に空環が出て来るようになった

こんな感じで故障前よりは綺麗に縫う事が出来ました。

故障前よりは綺麗に縫う事が出来た

やれやれ、一件落着かw

飼いヌコ

ロックミシンの針板修理のまとめ

今回はベビーロック製のエクシムロックES4Dの針板の右ツメの曲がりをペンチで元通りに修繕しました。

新品のエクシムロックES4Dを見る事が出来れば針板の様子が分かるのですが、生憎エクシムロックES4Dを販売している店舗が近くにありませんでした。

何とか元通りになったとは思うのですが、もしまた調子が悪くなれば針板の交換になると思います。ネットで値段を調べると3,000円くらいで購入できるみたいです。

ワタシのミシンは5年保証が付いていますが、針板などの消耗品は無料修理の対象外でしょうね。

お金がいるのね…。

飼いヌコ

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