ここでは、エックスドメインを取得してエックスサーバーで使用する手順を紹介していきたいと思います。
レンタルサーバー会社をエックスサーバーと契約している場合は、ネームサーバーの変更などを行う必要もなく、購入即使用可能です。
またエックスドメインでは人気ドメインの更新料金が業界最安値水準となっており、長く使えば使うほどお得になります。
目次
エックスドメインではドメインの更新料金は業界最安値水準
ワタシは今まで独自ドメインを購入する場合は、お名前.COMで購入していました。
お名前.COMでは「.xyz」や「.work」が無料で貰えたり「.com」が500円で取得出来たりと、とにかくドメインの取得料金が安いです。
ワタシも最近までお名前.COMでドメインを購入していました。
この場合、「.com」を971円で利用できるのは1年間のみです、2年目からはドメインを更新しなければなりません。
ドメインの更新料金比較
ここでは「有名どころのドメイン会社で「.com」の更新料金について調べてみました。
会社名 | ドメイン更新料金 |
---|---|
お名前.com![]() |
1,280円 |
エックスドメイン![]() |
1,180円 |
ムームードメイン![]() |
1,480円 |
スタードメイン![]() |
1,180円 |
「.com」の更新料金では、お名前.COMが1,280円に対して、エックスドメインでは1,180円と100円安くなっています。
1年間で100円違えば10年間で1,000円違います、サイトを10個運営していれば10年間で10,000円の差がつきます。
エックスドメインでドメインを取得するメリット
次に、エックスドメインでドメインを取得するメリットを挙げていきたいと思います。
- 「.com」「.net」「.jp」の更新料金が国内最安値
- エックスサーバーを使う場合はネームサーバーの設定不要
- Whois登録情報の公開代理が無料
「.com」「.net」「.jp」の更新料金が国内最安値
エックスドメインでは「.com」「.net」「.jp」といった超メジャーなドメインが国内最安値で提供されています。※2020年7月13日時点。
ドメイン | 取得費 | 更新費 |
---|---|---|
.com | 780円 | 1,180円 |
.net | 1,180円 | 1,380円 |
.jp | 2,820円 | 2,820円 |
※2020年7月時点での料金です。
エックスサーバーを使う場合はネームサーバーの設定不要
通常、お名前.COMで購入したドメインをエックスサーバーで利用する場合は、お名前.COMのネームサーバーをエックスサーバーのネームサーバーに書き換える必要があります。
ところが、エックスサーバーを利用している場合、エックスドメインでドメインを取得したらネームサーバーの設定を行う必要はありません。
Whois登録情報の公開代行が無料
ドメインを取得した場合、どこの誰がドメインを所有しているかの情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス等)の公開が義務付けられています。
Whois情報公開代行とは、ドメイン取得者の個人情報をエックスドメイン名義に代えて情報を公開して貰えるサービスです。
また、エックスドメインではJPドメインの登録者情報の非表示に無料で対応して貰えます。
エックスドメインで独自ドメインを取得する方法
では早速、エックスドメインで独自ドメインを購入していきましょう。今回は「.com」を購入していきたいと思います。
エックスドメインでは独自ドメインを取得する際に必要なものがあります。
- メールアドレス
- 名前・住所・電話番号
- クレジットカード・銀行口座
取得したいドメイン名を入力して「検索」をクリックしましょう。
取得可能なドメインが表示されるので、購入したいドメインの横のチェックBOXにチェックを入れて「取得手続きに進む」をクリックします。
エックスドメインに会員登録を行う場合は「会員情報の登録」をクリックして会員登録を行います。
エックスサーバーを利用している場合は、会員IDまたはメールアドレスとパスワードを入力してログインを行いましょう。
支払い情報を登録していきますが、エックスドメインでは支払い方法が4通りあります。
- クレジットカード
- コンビニ払い
- 銀行振込
- ペイジー決済
好きな支払い方法を選択しましょう。支払い情報の登録後は「お申込み内容の確認」をクリックします。
最後に申込内容を確認して、利用規約にチェックを入れて「申し込む」をクリックしましょう。
以上でエックスドメインでの独自ドメインの取得完了です。
取得したドメインをエックスサーバーで利用する方法
エックスドメインとエックスサーバーは同列会社なので、ネームサーバーの設定を行う必要はありません。
エックスドメインへログインを行うと、エックスサーバーのインフォパネルへログインされます。先ほど購入したドメインがエックスサーバーのインフォパネルにすでに登録されています。
エックスドメインでドメインを取得した状態からブログ作成までの手順です。
独自ドメイン設定の追加
エックスサーバーのサーバパネルへログインして「ドメイン設定」をクリックします。
「ドメイン設定追加」をクリックします。
「ドメイン設定」欄でエックスドメインで取得した独自ドメイン名を入力して「確認画面へ進む」をクリックします。
ちなみに、「無料独自SSL」「Xアクセラレータ」の2つに初めからチェックが入れられていますが、もしチェックが入っていない場合はチェックを入れておきましょう。
確認画面が表示されるので、間違いがなければ「追加する」をクリックします
以上でドメイン設定完了です。
ちなみに、設定が反映されるまで数時間から24時間程度の時間がかかる場合があるので注意が必要です。
WordPressのインストール
今度はWordPressのインストールを行います。サーバーパネルへログイン後、「WordPress簡単インストール」をクリックしましょう。
先ほど設定した独自ドメインを選択します。
「WordPressインストール」をクリックします。
WordPressインストールに必要な情報を入力していきます。
サイトURL | 取得したドメイン名、右側の枠は空白でOK。 |
---|---|
ブログ名 | ブログ名を入力、後から変更も出来る。 |
ユーザー名 | WordPressのログイン用ID |
パスコード | WordPressのログイン用パスワード |
メールアドレス | WordPressで使用するメールアドレス |
「確認画面へ進む」⇒「インストールする」でWordPressのインストール完了です。※途中で「インストールを行うと、インストール先ディレクトリ内の「index.html」が削除されます。ご注意ください。」と警告が出ますが問題ないです。
インストールが完了するとWordPressのダッシュボードへのログインに必要な情報が表示されるので、必ずメモに取っておきましょう。
URLのhttps化とリダイレクト設定
ブログのURLをhttpからhttpsに変更します。こうすることで通信が暗号化され、安全にWebの情報をやり取りすることが出来ます。
ダッシュボードから『設定』に進み、『WordPressアドレス』と『サイトアドレス』のhttpの後ろにsを付け加えて「変更を保存」をクリックします。
この段階ではhttpとhttpsの2種類のURLが存在する事になります。そこでhttpにアクセスした場合に自動的にhttpsへ転送される様にリダイレクト(転送)させてやります。
エックスサーバーのサーバーパネルへログイン後、「ホームページ」欄の「.htaccess編集」をクリックするとドメイン選択画面が表示されるのでリダイレクトさせるドメインをクリックします。
「.htaccess編集」を開き# BEGIN WordPressの上に以下のコードを貼りつけましょう。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
「確認画面へ進む」⇒「実行する」でリダイレクト設定完了です。httpが自動的にhttpsに変更されればリダイレクト成功です。
まとめ
今回は、エックスドメインで独自ドメインを取得して、エックスサーバーでWordPressをインストールする方法を紹介しました。
エックスドメインは「.com」の更新料金がお名前.COMよりも100円安い1,180円となっており、長く使えば使うほどお得と言えます。
ドメインの取得後にエックスサーバーでWordPressをインストールした場合でもネームサーバーを変更する必要は無く、簡単にサイトが作成できます。
サイトを運営する場合、なるべくドメインの更新料金が安いドメイン会社で独自ドメインを購入して経費節約を図りたいですね。