ここでは、Amazonマーケットプレイスとはどの様なサービスなのか、出店体系の違いやメリット・デメリットについて解説していきます。
あなたはインターネットショッピングをした事がありますか? 昨今では自宅に居ながらクリック1つで商品を購入し、早ければ当日、または次の日に商品を手に入れる事が可能な世の中になりました。
昔からテレビショッピングやカタログショッピングは存在しますが、インターネットショッピングはWEB(インターネット)版になります。
ワタシもネットショッピングはよく利用します、主に楽天市場での買い物がメインですね。楽天市場では購入した金額からポイントバックの還元があるので、お得に商品を購入する事が出来ます。
買う人がいるという事は、当然売る人も存在する訳で、インターネットショッピングとは真逆のネット物販というのがあります。
『ネットで商品を売るなんてプロの商売人じゃないと出来ないんじゃないの?』と思いますが、ごく普通の素人でもネット物販は可能です。
例えば、家のガラクタをオークションで売る方法があります。いちばん有名なのは、ヤフオク ではないでしょうか? その他にもフリーマーケットサイトの メルカリ などもあります。




兎に角、家で使わなくなった商品や新品で買ったけれども1度も開封しなかった商品、これらをヤフオクやメルカリで出品すれば要らない物の整理でお金が稼げて一石二鳥になります。
しかし、ヤフオクでは中々高値では売れません。その他では買取業者を使う方法がありますが、近年はインターネットでも高価買取とうたう買取業者が散々宣伝していますが、いざ買取に出してみると思い切り買いたたかれます。
では、いちばん高く売るにはどうすれば良いのでしょうか? それには Amazonマーケットプレイス に商品を出品すると言う方法があります。
目次
Amazonマーケットプレイスとは? どういう歴史があるの?
Amazonマーケットプレイスとは、インターネット上のAmazonユーザー同士が、商品を売買できるインターネットショッピングモールです。
例えば、HMVやBOOKOFFといった、誰もが知っている大手ショップから、ワタシみたいな いち個人まで、幅広く同じマーケットプレイス内で商品を出品しています。
ちなみにAmazonユーザーとは、Amazon.co.jpに会員登録してアカウントを作成したユーザーです。
Amazonマーケットプレイスは、楽天市場と同様にショッピングモールだという事は分かりましたが、いったいどういった組織なのでしょうか?
Amazonの歴史
Amazon.com, Inc.は1995年にアメリカ合衆国でオンライン書店として誕生しました。
Amazon.co.jpの誕生は?
Amazon.co.jpは、Amazon.comの日本法人「アマゾンジャパン合同会社」によって。2,000年11月1日から運営されているECサイトです。
Amazonて何屋さん?
Amazon.co.jpは最初は本屋さんでした。
意外に歴史が浅いですね。では次に、Amazonマーケットプレイスに商品を出品する場合のメリットとデメリットを考えて行きたいと思います。
Amazonマーケットプレイスのメリット
Amazonマーケットプレイスに出品する事によるメリットは主に4つあります。
- Amazonブランドの知名度は抜群
- 価格・コンディション等の変更が簡単
- 商品画像や紹介文を作る必要が無い
- トラブルが少ない
Amazonブランドの知名度は抜群
Amazonの知名度は抜群なので、自分で宣伝しなくても商品が売れていきます。
価格・コンディション等の変更が簡単
自分で商品価格の変更が出来たり、コンデションの説明を加える事が出来ます。
商品画像や紹介文を作る必要が無い
Amazonに登録されている商品は、すでに画像や紹介文が作成されているので短時間での出品登録が可能になります。
トラブルが少ない
ヤフオク等に比べて格段にトラブルが少ないです。Amazonマーケットプレイスでは、基本的に1人につき出品用アカウントは1つだけなので、ヤフオクの様にIDを複数作成して詐欺を働くといった事が出来ません。
Amazonマーケットプレイスのデメリット
一方で、Amazonマーケットプレイスに出品する事によるデメリットは少なからずあります。
- Amazonの出品用アカウントが必要
- 手数料が高い
- 価格競争が激しい
Amazonの出品用アカウントが必要
Amazonの出品用アカウントが必要になります。ちなみに、購入用と出品用は同じアカウントでもOKです。
手数料が高い
これが結構悩みの種で、Amazonの手数料の中で販売手数料は8%~45%です。大部分は8%・10%・15%になっており、かなりの割合を占めていますね。
ヤフオクの8%~10%やメルカリの10%と比べてもかなり割高になっています。その他にも諸々手数料がかかり、合計すると商品代金の3割~4割は持っていかれるのではないでしょうか?
価格競争が激しい
Amazonではページの上から順番に最安値の商品が掲載されるので、どうしても出品店舗同士で価格競争が起こってしまいます。
他店舗よりも1円でも安く売りたいがために安値の付け合いのなり、商品は売れたけれども結局赤字だったなんて事は日常茶飯事です。
Amazonマーケットプレイスへの出店体系は2通り
Amazonマーケットプレイスの出品用アカウントに登録した後は、「大口出品」「小口出品」のどちらかの出店体系を選択する必要があります。
- 大口出品
- 小口出品
大口出品と小口出品の違い
Amazonマーケットプレイスにおける、大口出品と小口出品の違いを簡単にまとめてみました。※税抜価格
小口出品 | 大口出品 | |
---|---|---|
基本成約料 | 1点注文ごとに100円 | – |
月間登録料 | – | 4,900円 |
一括出品ツールの利用 | × | ◎ |
注文管理レポート・データ分析レポートの利用 | × | ◎ |
出品者独自の配送料金とお届け 日時指定の設定 | × | ◎ |
オリジナル商品の出品 | × | ◎ |
購入者へ提供できる決済方法 | クレジットカード Amazonギフト券 「Amazonショッピングカード」 請求書払い 携帯決済 | クレジットカード Amazonギフト券 コンビニ決済 代金引換 Edy払い 「Amazonショッピング カード」 請求書払い 携帯決済 |
利用可能なオプションサービス | フルフィルメント by Amazon(FBA) マケプレプライム Amazonスポンサープロダクト 法人販売プログラム | フルフィルメント by Amazon(FBA) |
大口出品と小口出品の決定的に違うところは、基本成約料です。
小口出品では 1つ商品が売れるたびに100円(税抜) をAmazonに基本成約料として支払います。1か月に1個しか売れない場合は100円、100個売れてしまった場合は10,000円ですね。
対して、大口出品は 1か月4,900円(税抜)の定額制 です。1か月に商品が1個しか売れなくても100個売れても支払う月間登録料は同じ4,900円です。
大口出品・小口出品の選択は慎重に行った方が良いですね、いきなり大口出品で登録してしまうと、1つも売れないのに1か月で4,900円もの大金を支払う事になる可能性もあります。
※大口出品初回登録者には月間登録料が3か月間無料になるキャンペーンを開催している場合もあります。
追記 大口出品初回登録の月間登録料3か月間無料キャンペーンは終了しました。
基本的には、まず小口出品で登録して、1か月に平均して49個以上商品が売れだしたら、大口出品に切り替える流れになります。
実際ワタシも、最初は小口出品で登録しておいて、1か月に商品が50個くらい売れだしてから大口出品に切り替えました。



大口出品では、たくさんの商品を出品する場合に一括出品ツールを使えるのが非常に便利ですね。その他では、注文管理レポート・データ分析レポートなどの便利ツールが利用できます。
まとめ
今回、Amazonマーケットプレイスとはどの様なサービスなのか、出店体系の違いやメリット・デメリットについて解説しました。
Amazonマーケットプレイスに出品する流れとしては、読み終えたマンガ・聞き飽きたCD・DVDといった 家庭での不用品 を出品するところから始めるのが手軽ですね。
まず最初は、小口出品に登録してAmazonマーケットプレイスの仕組みや出品方法・利益の出し方・値段の設定方法などを一通りマスターしてから、1か月に平均して49個以上商品が売れるようなら、大口出品に切り替えるのもひとつの手段になります。
大口出品に切り替えたけれども、売り上げ個数が落ちた場合は、また小口出品に戻せば良いので気楽に活用したいですね。
コメントを残す