先日ワタシの運営しているブログを有料テーマに変更しました。
ストーク(STORK)とはブログマーケッターJUNICHIさんが監修をして、OPENCAGE が開発をしたWordPressの有料テーマです。
飼いヌコ
有料テーマに変更するとすべての事が可能になると思われがちですが、出来ない事もあります。
無料テーマのSimplicityでは特定の記事でGoogleアドセンスを非表示にできる機能が備わっているのですが、ストーク(STORK)ではそういった機能はありません。
飼いヌコ
無料テーマから有料テーマに変更してアドセンスの導入が困難になるのはおかしな話ですが、無いものは仕方がないのでプラグインで補うことになります。
そこでウィジェットに条件分岐を設定できるプラグイン Widget Logic を導入してみました。
目次
【追記】『Widjet Logic』使用時の注意点
『Widjet Logic』を導入する場合に注意点が2つあるのでしっかりと把握しておきましょう。
- プラグインの更新が4年以上なくセキュリティー面に不安がある
- WordPress5.8以降の新ウィジェット画面に未対応
プラグインの更新が4年以上なくセキュリティー面に不安がある
WordPressは定期的に更新され、これに伴い多くのプラグインも新しいバージョンに合わせてアップデートされ続けています。
ところが『Widget Logic』については近年更新が停滞しており、最新のWordPressバージョンとの互換性やセキュリティに関する懸念が指摘されています。
プラグインが長期間にわたって更新されない場合はウェブサイトの安全性を脅かすリスクが高まるため、使用する際には注意が必要です。
WordPress5.8以降の新ウィジェット画面に未対応
『Widget Logic』はWordPress5.8以降で導入された新ウィジェット画面に対応しておらず『Classic Widgets』専用となっています。
なので利用する場合は『Classic Widgets』をインストールして有効化する必要があります。
プラグイン『Widget Logic』のインストールと有効化
ダッシュボードから「プラグイン」➝「新規追加」と進み、プラグインの検索BOXに「Widget Logic 」と入力してENTERをクリックします。
すると「Widget Logic 」が表示されるので「今すぐインストール」➝「有効化」と進みます。
『ウィジェットのロジック』項目が出現
「Widget Logic」をインストールして有効化すると「ウィジェット」の下部に「ウィジェットのロジック」という項目が追加されますが、こちらの欄に条件分岐を入力していきます。
特定の記事・カテゴリ・タグで広告を非表示にする
ここでは3つの項目で広告を非表示にする方法を紹介します。
- 記事
- カテゴリ
- タグ
特定の記事で広告を非表示にする
特定の投稿ページで広告を非表示にする方法です。
!is_single( 2318 )
「is_single」の頭に!を付けると否定の意味になります。
飼いヌコ
複数のページで広告を非表示にさせるにはカンマ( , )で区切ります。
!is_single( array( 2318,3304,2678,2473,2408,9312 ) )
飼いヌコ
ダッシュボードから「投稿」と進み、広告を表示させたくない記事にカーソルを当てると、post=〇〇〇〇」と数字が出ます。この数字が記事IDになります。
特定のカテゴリで広告を非表示にする
今度は特定のカテゴリで広告を非表示にする方法です。
!in_category( 30 )
先ほどは投稿ページ「single」でしたが、カテゴリでは「category」になります。
飼いヌコ
複数のページで広告を非表示にさせるにはカンマ( , )で区切ります。
!in_category( array( 30,27) )
注意点としてよく似た条件分岐に「is_category()」がありますが、これはカテゴリーの記事一覧のアーカイブページに適応されるので投稿記事には当てはまりません。
飼いヌコ
ダッシュボードから「投稿」➝「カテゴリー」と進み、広告を表示させたくないカテゴリーにカーソルを当てると「ID=〇〇」と数字が出ます。この数字がカテゴリIDです。
特定のタグで広告を非表示にする
最後は特定のタグで広告を非表示にする方法です。
!has_tag(mix-host)
タグのスラッグの調べ方は、ダッシュボードから「投稿」➝「タグ」と進み、タグの名前の右にある「スラッグ」を入力していきます。
飼いヌコ
まとめ
今回はプラグインの『Widget Logic』を使ってGoogleアドセンスの広告を非表示にする方法を紹介しましたが、これには主に3通りの方法があります。
!is_single() | 投稿ページ |
---|---|
!in_category() | カテゴリー |
!has_tag() | タグ |
先頭に!を付けることで広告を非表示にできます、複数表示させる場合はカンマ( , )で区切ります。
こんにちはです。なるほど、便利なプラグインですね。
きりたんさん、コメントありがとうございます。
こんにちは。
特定のカテゴリだけアドセンス広告を非表示にしたく、こちらの記事を参考にさせていただいているのですが、何度設定をやり直しても広告が非表示になりません。
キャッシュの削除やスーパーリロード、念のための広告コードの確認も行いましたがダメです。
そもそも、各ウィジェットの下に「ウィジェットのロジック」という項目が表示されますが、この条件を指定したウィジェットをどこに配置するのでしょうか?
どこかにサイドバーや記事下などに設置しなければいけないと思うのですが、そのことについて書かれているサイトが一切見当たらなく、思い切ってご質問させていただきました。
ちなみに、現在アドセンス広告は、Function.phpに自動挿入のコードを追加し、各見出しタグの上に挿入される形になっています。
マエカワさんお問い合わせ有難うございます。
マエカワさんの場合は、アドセンスのコードをFunction.phpに追加されているという事ですが、ワタシの場合は、『外観』⇒『ウイジェット』から個別に設定しています。
例えば、『投稿本文中』という項目があるのですが、そこにアドセンスの広告コードを貼りつけて、その下の『ウィジェットのロジック』に広告を非表示にしたい記事IDやカテゴリIDを入力しています。
こんな感じですね。
↓
!is_single( array( 2318,3304,2678,2473,2408,9312,9 ) )
サイドバーや記事下に設置する場合は、それぞれのウイジェットにアドセンスの広告を貼りつけて『ウィジェットのロジック』に広告を非表示にしたい記事IDやカテゴリIDを入力します。
ちなみにアドセンスの自動広告の場合は、Google AdSenseのサイトから設定可能です。
Googleアドセンスの自動広告で特定記事だけURL単位で非表示にする方法
どうぞよろしくお願いいたします。